【視聴中】《传闻中的陈芊芊》がくそおもしろい(2)

YouTubeで每周三四更新です。現在12話まで配信中、全24話。
今回は主に6~10話までの感想まとめです。




というわけで6·~10話までも視聴完了したのでいったんのまとめとして記録ブログです。
がんがんネタバレするので未視聴の方は注意してください。

(1)の記事であまり内容に触れていなかったのですが、そのせいか私の記憶力(すごく弱い)に限界が。
とにかく1話~5話は脱臼のくだりくそよかったしときめきましたね。あそこが個人的にハイライトでした。
細かいところへの言及は後回しにするとして、ざっくり流れをまとめると、10話までの間に

「異世界転移」→「死亡フラグ回避」→「国宝を使ってメインヒーローの病気を治す(好感度爆)」→「国宝~のくだりのせいで庶民落ち」→「鉱山事故の解決でもう一回聖域を破壊」→「民衆の好感度爆上がり&石油発見」→「身分(三公主)回復」→「郡主たちの試験をうける」→「少城主(跡継ぎ)になる」

ということで、ほんとにここまで10話?
みたいな激動の展開が続いております。凄まじいテンポです。マジで凄い。
途中飽きることなく見続けられているのでやっぱりこのドラマめちゃくちゃおすすめです。というか今改めて書いてて思いましたが、WEB時代の作品という感じがすごいテンポですねぇ。

(1)でも説明した通り、主人公は現代では脚本家です。
自分の書いた作品の中に転移しているわけで、作品の主人公というものが存在します。
それが二公主(三公主の姉)である陈楚楚。
それでどうもこの作者、ヒロインに試練を課しまくるタイプの作劇をしていたらしく。
初期に死ぬはずだった三公主というのは、設定上「ママに溺愛されている」があるために、初手の死亡フラグを回避してしまった以上まことにチート性能持ちなんですよ。最高権力者の溺愛があるので、「庶民落ち」があっても、それって本来は死刑になるであろう罪だったので甘いと言えます。
で、この流れを見ているとわかる通り、本来のヒロインである陈楚楚は三公主の無意識の行動によりどんどん不利益を被っているんです。
現在ここの関係が大変なことになっており、わだかまりがMAXです。
なお悪いのは三公主は「陈楚楚こそ本当のヒロイン」と考えており、影に陽に彼女を盛り立てようとするのです。本当に悪意がない。けれど結果的に、陈楚楚は色々な特権を持った三公主に煮え湯を飲まされる。こんな切ないすれ違いある?という、割と敵役(?)の陈楚楚の描き方も深くて良いです。
いやでも和解してほしいのですが……。
お姉ちゃんの心理も痛いほどわかるんですよ。ママに贔屓される三公主が何をやっても、結果が彼女に利することになるので「あれは油断させるためだったのか」とか、そういう思考になってしまうのも無理はないです。
実際に10話では「もうあの子を信じない」といったようなセリフが登場しました。波乱ですね。

しかし病弱で車椅子を使用している長女のほうとはなんとか良い関係を築くほうにいきましたから、そんな感じで三姉妹は和解してほしいものです。というか現状陈楚楚が孤立無援なので……。朝堂も陈楚楚派閥がいるのですが、少城主に決まってからは劣勢、これから何が起きても文句が言えん。

というわけでドラマ部分の満足度はまことにばっちりです。
三公主の行動もね、本当にお姉ちゃんのためを思っているんですよ。でもそこに余計な手を入れるやつがいてね、これがメインヒーローの韩烁くんです。
最初のほうこそ私けっこう彼に「かわいいねえ!」と思っていたのですが、この人実際のところ敵サイドの人間なんだなってわからせられるパターンが増えてきました。
三公主への想いは本物でも、彼のやることなすこと陰湿なんですよ!!
そのせいで三公主は結果的に余計なヘイトを買って苦労したり。
これは世界観設定の面がかなり出ていると思うのですが、韩烁くんは花垣城での自分の立場を本質的には理解しておらず、祖国の少城主という立場から基本的に上から目線かつ直男気味です。これ、端的にいって不快ですね。もっとも中盤でこの様子なので今後変わっていく余地は大いにあると見ています。
というか変わってくれないと厳しいです!!!!
特に郡主たちの試験の際に三公主を勝たせようと色々と暗躍していたのが厳しかったですね。あれは怒られて無理ないです。そして女装を披露した程度で留飲が下がると思われてはこまりますよお坊ちゃん!!!!
三公主は基本的にアホでもあるのでめっちゃ楽し気でしたが、いち視聴者としては「おい待て」でした。
なので10話以降、韩烁くんが新キャラや他の男と話す三公主を見て「ウッ、胸が……」となっているのはいい気味ですよ。


一方恋のライバルである裴司学は見せ場が多くて素敵でした。
彼は母親が凄まじい司軍だったということで、基本的に女性しか仕官できない花垣城で司学の地位についた特例的な男性です。
彼がこの国における男性の地位への苦しみを語ったり、三公主に恋をしたりというのはものすごく自然な流れに思えて好きです。
9話の武試の際に三公主を守ろうと自分の地位を使って銅鑼を鳴らす。
あれは「三公主のためを思ってしたこと(しかし三公主は望んでいない)」という点から見れば、韩烁くんの暗躍とは一線を画すものがあります。
ママが韩烁くんと裴司学を眺めて「どっちも要るわいな」的なこと言っていたのも頷けます。
というかこの国ってやっぱり一婦多夫制度なんですよね?
じゃないと韩烁くんがいてなお婚約者(正妻?)の裴司学があるのに道理がつきませんし。
ちょっと気になります、ママとかも。ハーレムエンドしようよ。だめ?

恋のフラグで言えば、長女と苏沐の関係は素敵ですね。
11話ちらっとみてしまったのですが、あれ、エッチなことになっちゃう?
もしかして玉女真経みたいになっちゃう……!? と期待してしまいました。
教坊の楽人だった苏沐と長女の身分差ってすさまじいものがあると思いますので頑張ってほしいところですね。

さて、6話以降の細かく萌えたところを記録します。
マジで記憶力雑魚なので、Twitterで「〇話みる!」って言ってからツリーにしてだらだら実況形式で感想を書き、ツリー先頭をブックマークして今見返しています。

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●6話
龙骨を勝手に使った罰を受けるやつ。
まあ韩烁くんのためというのはバレバレなので韩烁くんの肋骨を代わりにもらいます!という。ここの赵露思の演技がめちゃくちゃ良かったです。もう言うまでもなく彼女の怪演はずっとすごいのですが。
首枷吹き飛んだところでかなり爆笑しました。功夫があるから大丈夫パターン。
庶民落ち「じゃあ身分なんていらないもん!」もこの手の話のお約束という感じです。理解しやすい。
日頃の行いが悪いせい&林七によって色々大変なことになるがまあ。まあ。大丈夫。
ここでフォローいれてくれる司学よかったですね。
林七に突き飛ばされて壺にはまる赵露思はかなり可愛かったです。
その後当然風邪を引くのですが、司学のお見舞いと韩烁くんのお見舞いの時の三公主が全然違って笑えました。
作者としてお気に入りキャラである司学の前ではしおらしくしているのに、韩烁くんが見舞いにきたらもう洟すするわゲホゴホ咳き込むわ(ついでに唾かかる)、素を見せられるという感じです。まあメインヒーローへの対応だなあと思いました。
6話見た時の最後のつぶやき「口いっぱいにもの詰め込んだまま喋るな」です。
これで誰といるかが非常にわかりやすい……。

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●7話
相変わらずの庶民ターンでピンチ続きですが、鉱山事故が起きます。
一瞬で「あ、身分回復チャンス」とわかるやつです。
ここで結構、花垣城の男女差別の感覚がわかるようになっています。鉱夫はみんな男だから、聖域を爆破してまで助ける必要はない、男のためにリスクを冒したくない、等々。
そこで立ち上がる三公主、「こんな時に助けられるのはただ一人、そうヒロイン!」と張り切るもお姉ちゃんも及び腰。ここはかわいそうでしたね、お姉ちゃんが。竜骨盗んだのだって自分だったら処刑されてた、と三公主に思いのたけを漏らすわけです。三公主は「そんなこと……」と言いますが、事実ですね。
というわけで飛び道具かつ暴走列車かつこの国の信仰心なんてない三公主が福脉を爆破して生き埋め状態だった鉱夫たちを救います。
ここでなぜかお姉ちゃん、ママ、韩烁くん、官吏のみんな等々大集合。
ここで責められるも、人心掌握と石油の発見のために三公主の株は爆上がりです。
そして大切な聖域を汚したと丸くおさめるために三公主を連行しようとしたお姉ちゃんは一転して悪役となってしまう。マジで胸が痛くなった~。
ヘイトが溜まっていきますねえ。

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●8話
三公主の身分も回復され、さっそく鉱山での活躍が講談になっています。かなり盛られててご満悦の三公主かわいい。
というわけで両手に怪我を負った三公主、8話は主にラブコメ回です。
郡主試験の実施に向けて、お勉強しましょうとなるのですが。
チューがどうの、背中の文字を書いてみてがどうの、取り合いがどうの……。
――という甘々なシチュエーションをことごとく破壊する赵露思の下品一歩手前のギリギリな演技がとにかく光る!
全部可愛くて良かったです。本当にこの俳優さんはすごいですよ。
特に不意打ちでチューされるところ……の直前のお菓子を手にして「不给~~~~~!!!!」とやるところの下品さ良かったですね。笑い声が汚い。そこが本当に良いんです。
裴司学とのやり取りは彼が三公主へ本気で恋するポイントでしたね。
玄虎城が羨ましい、男が武芸をやって、好きな人を守れるから。
っていうやつです。
私も思いました、「もっと(中国語)力があれば……」ってね!
いやほんといい話してるのわかっても私の現状の語学力では機微どころか正確なニュアンスを汲めているのかも非常にあやしいので悔しいです。うおおおおお。
長女にハッパをかける回でもありましたね。
行き過ぎた自己卑下は誰かを傷つけるのです。
韩烁くんがとにかく頭ピンクで色々やったりしてますが、キスされたところで「は?」みたいな顔してる三公主は無敵ですよ。
でも全体的に萌え回でしたね。息抜きも必要。
一方で少城主は誰になるかをめぐり賭けが実施されていたり。お姉ちゃんとの間に刻まれた溝が徐々に深くなっていくわけで、心苦しいところでもありました。

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●9話
文試で全力の手抜きをするも韩烁くんの陰謀で答案がすり替えられるシーンがあります。
普通に「おい」と思いました。この時点で勝者が誰になるかがわかってしまうので、後の武試のシーンの頑張りもなかなかテンポ的には微妙になりましたね。
さて武試。
龙骨の副作用で武功を全て失った、ということにしてある三公主ですが、長女を力づけるためにも武試で結果を出さねばなりません。
ここはまあなんか、ズルしたりなんだりで勝利を重ねます。
……三公主が勝たなければならないので許容範囲ですよ。
とはいえ出来レースなのでずっと見ているのはちょっと怠い。
ただ、すでに書いたように司学が銅鑼を鳴らすあたりは非常に良かったです。
重要なのはママが韩烁くんの策略も三公主の実力のうち、と見ているところでしょうか。
(☝これママの発言内容に自信ない、違ったらすまん)
ただこの回では韩烁くんが故郷に対してどういう立場を取るのか、という不安の種がまかれたような感もあります。三公主への想いと、本来敵国である花垣城への想いで揺れる。
三公主をここまでして少城主へと押し上げたかったのは自分の利益という目論見も含まれるわけで、ここでのパワーゲームは三公主が勝たなければならないんですよね。最終的にそうなってくれればいいのですが。というかやっていることが傾城って感じで草。

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●10話
林七への復讐はこの手の話のお約束、至極かわいいやつです。
しかも自分もネズミに驚いて飛び上がり、韩烁くんにお姫キャッチされるという。
役得でにやける韩烁くんを見ながら、「おまえ……」とワナワナしました。
策論の試験では三公主が「赤ちゃんだも~ん」みたいな発言してよかったです。
とはいえ彼女の策というのは現実的なんですよね。花垣城においては常識外というだけであって。
男からも税を取るとなると、彼らの地位を認めることになる。
女は働いて税を納めるからこそ偉いのだ、という世界観がハッキリと示されます。
そんなわけで策論はお姉ちゃんの首位でさっくり終わります。
「絶対合格するよ」と結果も出ていないのにお祝いの品を見せる三公主。いやもう結果わかってるやん、と胃が痛む思いです。
結果発表がされ、お姉ちゃんが勝つと信じていた三公主は自分も知らないところで行われた不正により裏切られることになります。というわけで三公主が跡継ぎに内定。
もちろん韩烁くんに怒るのですが、わりと許しが早いというか。ここは許せないところなのでは……!?の感で若干もやっとしました。
しかしまあ彼女は作者であり、劇作家であり、これからも筋を変えられるというポジティブ思考の持ち主なのでそれも無理はないかもしれません。
お姉ちゃんからは完全に「信じない」とされてしまい、仲たがいは決定的に。楽観的な三公主を見ていると悲しくなりますね。
その後のお披露目パレード、韩烁くんの所業に開いた口が塞がりませんでした。
こ、殺さなきゃ……とちょっと思った。
その後の女装も「これで許してもらえるやろ」の想いが透けているので、ほんといやらしいですよ。司学に目撃され、『男徳』を手渡されるのはいい気味でした。でもどうせなら街中でやれよ。自分を守るな。それが謝罪だろ?と思った。
こいつ「ありがとうも言ってもらってない!」とか思ってるんですよ!何様?
さすがに三公主もちょっと冷たくなり、韩烁くんは謎の胸の痛みに悩まされることになります。
そして新キャラ登場、司学の腹心が送り込まれてきます。
あの、この人かっこいい……好き……ちょっと陰湿そうで韩烁くんに対抗してくれてよい……と思いました!!!!
作者のオキニが登場すると韩烁くんにとっては大体ロクなことにならないので、煮え湯をとくと味わって飲み下してほしいところです。

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というわけで、6~10話までの感想でした。
やっぱりどこを見ても赵露思が良い。それに尽きると言ってもいいレベルです。
引き続き見てくよ~。

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