設定が華ドラあるあるに封殺されてもはや切ない。-古装《如意芳霏》

あけましておめでとうございます!!
2020年の面白かったドラマランキングもやらず、なんなら年始の挨拶もこうして2月になりました。
そう、2月です。
ひと言で言えば転職後の忙殺に燃え尽き、正月はガチで寝倒していました。
普通に正月休み終わったらまたバカ忙しくて、1月末に再度燃え尽き、1日15時間くらい寝て、今また若干回復してかーらーの、今月のデスマーチを待機しているところです。
でもドラマだけは結構見てました。

韓国ドラマでは、途中だった『サイコだけど大丈夫』『ハイエナ』を最後まで見てから『客 ザ・ゲスト』を見ましたね。そのあとNetflixオリジナルの『クイーンズ・ギャンビット』(死ぬほど面白かったからみんな見て欲しい)を見て、ようやく中国ドラマに戻り、今回記事の《如意芳霏》。
今こう書くと「あれ……暇なの……?」ってくらいみてた。

今は《我就是这般女子》を追いかけています。
が、またそれは別の話。

例のごとくネタバレ+微妙評価な感想です。
お気を付けくだされ。

《如意芳霏》
全40集+現パロ番外編


傅容……まあまあのおうちの娘。天真爛漫で行動力がすごい。予知夢をみる。
肃王……皇子。ちっさい頃から辺境に送られて戦い三昧だった。無表情。

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わたしは爱奇艺Appで全部みましたー。
確か知ったきっかけはTwitterだったかで、誰かがオススメ中国ドラマとして挙げていたからですね。
でもそのあと豆瓣覗いたらけっこうびっくりな点数の低さで「え?」て思いながら見始めた気がします。

これがねー……曲者で!
結構序盤~中盤までは、「豆瓣の評価低すぎなんじゃないかなあ?」なんて思っていたわけなんですが、最終的には「まあこんなものかな!」と納得しました。
自分は結局外国語でドラマ見てるもんで、さらに配音だし、酷評されている演技はまあたまに「ぬ」ってなるくらいだったです。

●よかったところ
を、先に書くと、キャラが立ってるのがおもしろかったです。
特にヒロインの傅容とその姉の傅宣、この姉妹がかわいいのなんの。
傅容はとにかく誰の予想をも裏切る行動力でガンガン動くタイプのヒロインなので、見ていて爽快でした。それにサバサバしていて、よいこです。
お姉ちゃんは妹と違って(?)学に優れ、口が回る回る。
頭が切れる姉と行動力の妹!というこの二人のやりとりはどこも可愛くて素敵でした。

逆に男キャラはどこまでも純で一途(そして若干重い)のが特徴です。
そんなにロマンチックラブを強調しなくてもええんやで、と思うくらいなのでこれは良いことかは微妙ですが。

あと銀楼の話はおもしろかったし、可愛かったです。
アクセサリーで身を立てる話にすればよかったんじゃ、もう……とちょっと思った。
設定盛りすぎて崩壊してたのかなとちょっと感ずるところがあったもんで。


●気になるところ
何よりも演出とストーリー構成が気になって気になってヤバかった!です。
基本的な設定は結構おもしろいんですよ。

ライトめな宮廷古装ものなんですけど、序盤は宮廷じゃなく城下でのお話で、切り替わりがちょうど半分くらい。宮廷ものっぽくなってきてからも、ヒロインの関わる銀楼の話が挿入されるのが新鮮で、なかなか悪くないなーと思っていたのです。

が、この銀楼の裏設定である《如意楼》という諜報組織がやっぱり、どう足掻いても、活かせない!
このドラマねー、めちゃくちゃ中国ドラマ!って感じなんですよ。
ヒロインとヒーローは結構信頼しあってるんですけど、お約束通りホウレンソウのできなさですれ違って問題起きてうにゃうにゃうにゃ~って展開の仕方をする。

そこにさ、諜報組織なわけじゃん。

諜報組織が絡むんだけど、真相にはなっかなか辿り着けないし、ホウレンソウはできないし、すぐに牢屋にぶち込まれるし、もう大変!
設定との相性が最悪も最悪で、ロミジュリラストみたいなことしてる場合じゃないし、敵役も「まあ勘違いだろうな」と思ってたら本当に勘違いだし、「うんうん」てむしろ納得したというか……。

あと脚本に関していえば、なんだか同じセリフをくどいほど繰り返す傾向にあるような気がしました。
主人公カップルが、「お互い隠し事はやめよう」って約束を百回くらいしてる。
ラブと信頼の約束を「おれ、明日から禁煙するよ!」みたいに扱うのをやめろよ!!ってちょっと思った。
似たようなセリフ多いなーというのは、似たような展開多いなーってことですし、まあ、そういうことです。

ちなみに予知夢は能力というよりかはマジでそういうお告げ的な一過性のものというかスピリチュアルなものとしての取り扱いなので、もはや最初を除くと存在感はないですし……。

なんというか、素材は良かったけど料理は下手。みたいな。
料理といえば、演出もなんかひどい。
そのシーン、いる? とか、なんでそこで数秒間待機した? とか。
悪くはないんですよ。でも、なんか余計。
というパターンがかなり多かったように思います。

もっともイマイチだったのが脚本の構成です。
ソシャゲのメインストーリーの中にキャラ個別のパラレルめいた話まで全部ぶちこんだような~~~~~という感じです(伝わる?)。
ラストに顕著なんですけど、主人公たちがものすごくシリアスなことやってる時に、サイドカップルがいちゃこら茶番を演じてて、なぜかそれが入れ替わりに構成されているという。
不思議というか、温度差がもう……なんかすごくて……。
なんで今そんな茶番を見なきゃいけないんですか!?という気持ちになりました。
それぞれのシーンが最悪、というわけではないのですが、マジでタイミングが悪い。

というわけで、ラストの雷(これ、まさか雷に打たれて……とかないよね?と思ったら、あったやつ)を見た後には「やっぱり豆瓣は信頼できるな」と思ったのでした。
あと番外編の現パロはおもしろかったです。役者のみなさん、現代のほうが合う。

でも個人的には肃王殿下が惜しげなく晒してくださった上半身はものすごく素敵でした。こういう胸板の厚いがっしりとした方はものすごく古装が似合いますよね。なんか肃王は衣装が質素()なんですけど、ちゃんと存在感があったように思います。
それにヒロインはどう足掻いてもお顔が可愛かった。よかったよ。

というわけでマジでさらりとでしたが……。
見てる間はそこまで「うわーつまんねー!」とはならないです。
たまに不可解な気持ちになるものの、特に序盤は個人的に面白かったし、敵も結構容赦がなかったので損したーっなんてことはありませんでした。40集わりとあっという間に見たしね。
けど良くも悪くも、普通からちょっと下かなという総合評価でしたー。

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次は《我就是这般女子》が個人的に面白いので、感想書きたいですね。
っていうと、なんか書かないフラグみたいになるんだけど……。
最近は中国語の勉強をする時間もロクに取れないので、ちょっぴり悲しいです。
ぬん。

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