新作ドラマ《以家人之名 Go Ahead》-宋威龙のせいでまたバカになるかもしれない。(3)

以家人之名 Go Ahead
YouTubeでは2020年8月11日から配信が開始したばかりのホカホカのドラマです
主演は谭松韵 / 宋威龙 / 张新成の三人。
全40話で、毎晩24時~(日本時間だと深夜1時)1話or2話の更新。





以下ネタバレ注意です。

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というわけで、20話まで見終わったので一度感想をまとめておこうと思います。
さすがに毎日追いかけるのは体力的にきつく、ちょっぴりズレはじめております。
といってもドラマは相変わらず面白いのでモチベーションが下がったというわけではないですよ~。

今日(8月27日)に25話あたりまで来てしまうかな?

前回の記事では11話あたりまでの感想を書いたと思います。
社会人編となり、二人の兄がとうとう帰ってくるところからスタートですね!

もうね、凌霄と子秋が帰ってきてからの数話、マジで胸が苦しいと同時に兄たちに苛々もさせられて、尖尖の感情もリアルでとても良かったですよ!
離れていた歳月はなんと9年にも及んでしまった。
そうして突然帰ってきたって、9年前と同じようになれるはずがないんです。
それでも兄ちゃんたちは尖尖をまだまだ小さい妹扱いで、今までのように振舞おうとし始めます。
尖尖からしてみれば、「もう自分で稼いで暮らしてる大人だよ」という気持ちもあるし、「9年間一度も帰ってこなかった奴が突然何を」という怒りもあるでしょうし、きわめてリアルでしたね。
この時の冷戦状態というか、家族で食卓を囲んでもどこかよそよそしい間がある感じが非常に良かった。

さすがになんとかしようと思って尖尖が出した答えは、「親戚に接するようにしよう」。
これって結構覚えがありますよね。
親戚との距離感を測りかねて、けれど短期間のことだしと思って笑顔で愛想よく接する。
それを実践しはじめた尖尖に、兄たちは喜ぶわけです。
けれど親戚と違って兄ちゃんたちはヒロイン宅(シェアハウス)の向いの部屋に引っ越してくるなどのぶっ飛び行動をしてるわけで、すぐにいなくなるはずもないし。
尖尖のボーイフレンドをめぐる話から、兄ちゃんたちのあまりの過保護・過干渉に耐えかねた尖尖が怒りを爆発させます。
本当にここ好きだった!
兄ちゃんたちが「別れろ」とかいうのが、ちゃんと気持ち悪くて「何こいつ」って風に見えるから!
だって宋威龙と张新成だからね。
ここをドキドキシーン的にも作れると思いますが、連中の過干渉はひたすらキモいし、ヒロインのことをひとりの人間として認めていない雰囲気をちゃんとこちらに伝えてくれます。
だからこそヒロインが怒りを爆発させるシーンが効いてて、良かった!

そして冷戦→仮面対応→怒り爆発
ときて、一度三兄妹の関係は行き詰まってしまいます。
そこではい、どんなドラマでも使える便利なものがこちらの交通事故!

というわけで、軽めの交通事故を起こすことによって尖尖と三兄妹はとうとう仲直りをすることができたのでした!
この交通事故、けっこうちゃんとしてて、子秋が凌霄の安定剤を飲んだことから発生するんです。
この安定剤というのが、凌霄は不眠症を再発していることを言わずに、一緒に住んでいる子秋に対して「サプリメントだ」って言ってたんですね。ちゃんとボトルも移し替えてるし。
で、勘違いして飲んじゃってバコンと。
このボトルを変えてる理由なんかも、シンガポール時代の苦々しさや辛さが滲んでいて、「あの家では、自分は病気をしてはいけない人間だった」ってセリフに胸を突かれました。今はもう27歳だかになっている兄ちゃんたちですけど、その苦労たるや。

さて、子秋の怪我と凌霄の心理的な問題。
この二つが露呈することで、弱みを晒しあった兄妹たちはようやく素直な気持ちを話したり、お互いを支えていこうという気持ちを確認しあったりします。
この流れが非常にスムーズでよかったですね。
というかこのドラマやっぱり上手いよね。

18話でようやく、尖尖は二人の兄に「おかえりなさい」が言えます。
ここは本当に良かった!

その後は何が来るのか。
ちょくちょく凌霄のシンガポールの方の家の事情や、子秋の母親の問題、尖尖の亡き母親の法事なんかも挟みつつ……。
恋愛ですね。
恋愛。
交通事故を通じて彼らは打ち解け合ったとはいえ、やっぱり何度も繰り返されるように「今までと同じ」ようにはいかないんです。
親戚は結婚のことを持ちかけてくるし、嫌でも意識せざるを得ない状況になっている。
血縁関係がない、というフレーズもモブのセリフで強調されています。
特に子秋は友だちに「童养夫」なんてからかわれて、以来尖尖のことを妙に意識していたり……。
このあたりはコメディタッチで面白かったですね。

で、同じく19話~20話では、シンガポールの問題に対処するために飛行機に乗った凌霄が帰ってこない。
尖尖は心ここにあらずで、法事にも戻ってくるといったのに……と沈む。
この法事も生活感に溢れていてすごく良かったなぁ。
その後の凌霄の帰宅、ギリギリで約束を守る姿が好きだった!
尖尖と子秋はお母さんに向かって「見守っていてね」みたいな報告を声に出して言うんです。
でも凌霄は何も言わずに、粛々と線香を上げて額づく。
こういう、兄妹たちのちょっとした同じ行動のなかの差異が好きです。

また、尖尖のルームメイトの明月と唐灿の恋愛も交えて、20話の末ではドキドキな展開のはじまりを見せつけてくれましたね。
というわけで、尖尖と凌霄の関係がどうなるのか気になるところです。
まだ尖尖はボーイフレンドの燃くんと付き合っている状態だしね。
※この燃くん、けっこうおもしろいキャラで好きです。いいヤツだし。

およそ10話かけて兄妹たちの関係の回復が描かれたわけです。
帰国直後の兄たちはマジでキモくて、やっぱりイケメンでもダメだよ!というのがよくわかってよかったですね。
大体尖尖のために歯医者になった凌霄と、尖尖のためにカフェを開業した子秋。
二人の大の男の人生背負わされたような気持ちにもなるって。
マジ二人とも重すぎるって。
妹のためにどこまでするねん!
と言いつつも、それだけの理由と背景を背負って必死に生きてきたいい子たちなんですよね。
だからちゃんと話し合って、ぶつかりあって、尖尖のことを人間扱いして、しっかりと関係を作ってほしいと切に願いながら見守りました。

でね、不思議なことに「恋愛やだな」みたいな気持ちなくなっちゃった!!
てへへ……。
子秋の男の子っぽさや健気さは本当に可愛らしいのですが、それよりもやっぱり、やっぱりやっぱり凌霄の!
恋愛の顔をしている宋威龙の!あの!お顔が!
ふう……はあ……。
かっっっこいい…………かっこよすぎてやばすぎた…………。
冷淡で深刻な顔をして、マジで陰気な凌霄。
あからさまな特別扱いをしてくれる凌霄。
明月との喧嘩は避けられないでしょうけど、関係の変化を丁寧に描いてくれたおかげで、彼らとの恋愛の線が……見えてきてしまったよ……OKです……!!
このドラマすごい。
おもしろい。

このドラマの感想記事のタイトル「宋威龙のせいでまたバカになるかもしれない。」をそろそろ回収し始めてしまいそうです。
わたしはまた宋威龙にバカにされるんです。
もうどうにもならんよ。
家族の話なども本当に丁寧に作られていて、人間関係における気持ち悪さもとことん描き、同時にやるせなさを感じる背景作りも本当に素敵で、そのうえ恋愛をバチコリやられたらどうしよう。
友人たちの人生もちゃんとあって、サブプロットも非常に面白いので、なかなか目が離せません。
というかわりとここまで20話見た感じで、「早く終われ~」みたいに思ったシーンがひとつもない。すごくないですか?

このドラマは全40集なので、いよいよ折り返しです。
ここから先はまた辛い展開が予想される要素もありますが、ひとまずは恋愛!それから子秋のお母さんとの問題を見るのがとってもとっても楽しみです。
あとドラマ見るたびにいってるけど、海潮が死ぬような展開はぜったいにいやだよぉ……。

引き続き、ちょっぴりペースは落ちますが視聴継続です!
とまるんじゃねぇぞ!

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